書店員さんに聞く「親子で読みたい本」

書店員さんに聞く「親子で読みたい本」

勝木書店の書店員がおすすめする本や、

親子で楽しめる絵本コーナーなど、

本に関する情報がいっぱい!


大和田店と新二の宮店に「絵本と絵本グッズのコーナー」が開設されました!
親子で楽しく、絵本から芸術と文学を学んでみませんか?

 

勝木書店:https://www.katsuki-books.jp

 

書店員のオススメ!①

『おとなになるのび太たちへ』
小学館 作者 藤子・F・不二雄

 

本のあらすじ

子どもたちが憧れる職業についた10人のおとなが、『ドラえもん』から選りすぐりの1話をレコメンド!夢をかなえるために、人生で必要なことを教えてくれます。猪子寿之/アート集団チームラボ代表 「アスレチック・ハウス」 梅原大吾/eスポーツプレイヤー「あやとり世界」 梶裕貴/声優 「さようなら、ドラえもん」 亀山達矢(tuperatupera)/絵本作家 「オモイコミン」菅田将暉/俳優 「サンタメール」 田村優/プロラグビー選手 「なかまいりせんこう」 辻村深月/小説家 「ぼくよりダメなやつがきた」 なかしましほ/お菓子研究家「だいこんダンスパーティー」 はなお(はなおでんがん)/YouTuber「思い出せ!あの日の感動」 向井千秋/宇宙飛行士 「野比家が無重力」

 

KaBos勝山店
スタッフO
10人のおとなに響いた「ドラえもん」
10人の著名人が、日本人なら誰もが読んだことがあるであろう「ドラえもん」の1話を選び、伝えたいことや自身への影響等を解説しています。

コミック1話と解説数ページで構成されているので読み進めることも難しくなく、この本を読むことで身近なマンガである「ドラえもん」を人生のヒント集として読む思考も備わるのではないかと思います。

 

書店員のオススメ!②

『とんび』
角川書店 重松清 著

本のあらすじ

昭和三十七年、ヤスさんは生涯最高の喜びに包まれていた。愛妻の美佐子さんとのあいだに待望の長男アキラが誕生し、家族三人の幸せを噛みしめる日々。しかしその団らんは、突然の悲劇によって奪われてしまう―。アキラへの愛あまって、時に暴走し時に途方に暮れるヤスさん。我が子の幸せだけをひたむきに願い続けた不器用な父親の姿を通して、いつの世も変わることのない不滅の情を描く。魂ふるえる、父と息子の物語。

 

KaBos勝山店
スタッフU
親子の関係を見つめ直せる1冊です

親から子への愛情に共感できるだけでなく、同様にそれを与えてくれた自分の親にも改めて感謝したくなる本です。愛情とは親から貰い、次の世代に渡していくものなのだと改めて気付かされました。

本作は過去に2度テレビドラマ化され、2022年には映画化も決定しています。

親子の絆というものがいつの世も変わることのないものだからこそ、時代を超えて愛され続けるベストセラー小説です。

 

本誌編集者がオススメ!

『ちいさなあなたへ』
著:アリソン・マギー
絵:ピーター・レイノルズ
訳:なかがわ ちひろ

本のあらすじ

「あのひ、わたしは あなたの ちいさな ゆびを かぞえ、その いっぽん いっぽんに キスを した。」
「はじめて ゆきが ふった ひ、 そらへ むけて だきあげた あなたの まあるい ほっぺのうえで、 ゆきが とけていった。」
「みちを わたるとき、 あなたは いつも わたしの てに しがみついてきた。」
親から子へ、そしてまたその子へ、受け継がれる愛情を描いた一冊です。

 

本誌編集者
お母さんにも読んでほしい一冊です

シンプルな内容なのに、心がじーんと温かくなる絵本です。子どもよりも、お母さんに読んで欲しい一冊。読んでいると温かい涙が溢れてきます。自分がおばあちゃんになったとき子どもに思い出してほしい、そんな物語です。

 

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

UP編集部
writer : UP編集部

「今の生活をよりよく」を目指し、ひとつのテーマを深掘りした1年保存版のフリーペーパー「UP」を発行しています。

嶺北10市町と連携制作し、各支町の行政施設等にも紙媒体を設置しています。

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