子ども、可憐な花、猫や犬、小鳥、蝶…。
いわさきちひろの絵には、子どもの姿はもちろんのこと、身近にあるかわいいものたちが、さりげなく描き込まれています。
庭でたくさんの草花を育て、幼い日の猫との思い出や愛犬チロへの溺愛ぶりをエッセイに記しているように、小さないのちや無垢なものを慈しんでいました。
ちひろは「平和で、豊かで、美しく、可愛いものがほんとうに好きで、そういうものをこわしていこうとする力に限りない憤りを感じます」と語っています。
風にそよぐ草花、さえずる小鳥、さんざめく子どもたち―ちひろが描く「かわいい」ものには、彼女の本質的な感性が表れていると同時に、そうした思いも込められているのでしょう。
本展では、絵雑誌やカレンダーに描かれた作品や、絵本『もしもしおでんわ』などをピエゾグラフで紹介します。
開催日 | 2022/3/18(金) 〜 2022/6/6(月) |
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開催時刻 | 10:00~16:00 ※火曜休館(祝日の場合は翌日) |
開催地 |
「ちひろの生まれた家」記念館 |
住所 | 福井県越前市天王町4-14 |
URL | |
料金 | 一般300円/高校生以下無料 |
お問い合わせ | 0778-66-7112 |
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