導くは、生徒主体の音楽。福井工業大学附属福井高校吹奏楽部顧問、竹嶋聡希さん。彼が思う、3年間の青春とは。

導くは、生徒主体の音楽。福井工業大学附属福井高校吹奏楽部顧問、竹嶋聡希さん。彼が思う、3年間の青春とは。

こんにちは! ふーぽ編集部です。

連載「こたかな福井びと」では、福井県に住んでいて夢をかなえた人、夢にチャレンジしている人をミニインタビューで紹介します。

この連載は、FMふくい、FM石川、FMとやまの北陸3局がお送りする番組「CHIKOのこたかな」(制作・FMとやま)とのコラボ企画。

各ラジオ局で同じ内容を北陸3県で放送しています。

FMふくいでは、毎週日曜日の13:55~14:00に絶賛放送中。

第31回は、福井工業大学附属福井高校吹奏楽部顧問の竹嶋聡希さん

FMふくいでは、2025年6月29日(日)に放送予定です。

高校時代の部活はたった3年間。メンバーも毎年変わる中、吹奏楽部は夏のコンクールに向けて日々励む。

かつて、竹嶋聡希さんもその一人でした。中学・高校・大学とトロンボーンを吹き続け、一時は「プレイヤーとしての道に進みたい」と考えていたことも。

そんな竹嶋さんですが大学時代、冬のアンサンブルコンテスト全国大会で金賞を手にし、「プレイヤーとしての夢」は一つの節目を迎えたそう。

アンサンブルコンテスト金管八重奏

しかし、そこから彼の夢はステップアップします。

「学生時代から、人に教えることも好きだったんです。自分が学んだ知識や技術を、次の世代に伝えていけたらなって」

新卒の22歳。竹嶋さんは、母校で吹奏楽部の指導者として歩み始めます。自分がかつて汗を流したその場所で、今度は生徒たちを支える立場として。

「今、部員は130人以上。僕が生徒だった頃より50人以上も増えました。その分、まとめるのも大変ですけどね」と笑う竹嶋さん。

大切にしているのは「生徒主体」の部活づくり。

外部講師を招いてパートごとの技術を磨く一方、全体レッスンはあえてお願いせず、自らが直接指導するのみ。

「大人が前に出過ぎるとバンドの“色”が変わっちゃう気がするんですよ。そうじゃなくて、生徒たち自身が築き上げるバンドにしたいので」と語ります。

自ら考え、挑戦し、音楽を創る。そんなプロセスこそが「高校の部活の価値」と竹嶋さんは信じています。

部員たちで作った目標マンダラート

「この3年間が“楽しかったな”“この曲またやりたいな”と思えれば十分。たった一度っきりの青春ですから」

その言葉には、生徒たちの挑戦を全力で後押したいという強い想いに満ちていました。

竹嶋聡希

2001年生まれ。福井県永平寺町出身。大学卒業後、母校である福井工業大学附属福井高等学校の教員に就職。吹奏楽部の顧問として日々励む。

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「CHIKOのこたかな」(制作・FMとやま)は、FMふくい毎週日曜日の13:55~14:00に絶賛放送中。

竹嶋聡希さんさんをご紹介した第30回は、6月29日(日)に放送されます。

 

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