オフィスツアー in あわら
《農業、林業》

[56]有限会社あわら農楽のうがくファーム

ロボット田植機を導入し、作業を大幅に効率化できるようになりました

乾燥調整施設の温度管理にはインターネットとICTを活用しています

農山漁村の魅力を生かした地域活性化の優良事例として「ディスカバリー農山漁村(むら)の宝」に選定されました

《基本情報》

〒919-0601 福井県あわら市山室72-101
TEL.0776・73・5955
設立:2001年
代表取締役 :舘 恭弘
事業内容:農産物の生産・販売、農産加工品の製造・販売
http://www.awara-nougaku.jp/

<対応しています>
・インターンの受け入れ
・UIJターン採用
・中学生職場体験の受け入れ

《企業DATA》

  • 従業員数:9人
  • 従業員の男女比:8:1
  • 従業員の平均年齢:56歳
  • あわら市以外の勤務地:なし
  • 勤務時間:8:30~17:30
  • 制服・仕事着の支給・貸与:なし

━ テクノロジーと福祉の力で地域を元気に。━

全国でも数少ない、農福連携とスマート農業の両方を実施しています

あわら農楽ファームは100ヘクタール以上の農地を管理し、米・大豆・そば・さつま芋などを栽培しています。観光いちご園やメロンなどの施設園芸のほか、かきもちやいちごジャムなどの農産加工品の製造・販売も行い、地域の「おいしい」を届けています。

農業の担い手不足が深刻化する中、全国に先駆けて、農業と福祉を連携させた「農福連携」に取り組んできました。障がいのある方に働く場を提供しながら、担い手不足の解消にもつなげています。ドローンやロボット田植機、アシスト付コンバイン、インターネットとICTによる温度管理システムなど、スマート農業の最新技術も積極的に導入。作業が効率化され、障がいのあるスタッフの活躍の場も広がっています。

社員のスキルアップを支援する教育訓練休暇制度があり、大型特殊免許やドローン操縦、ロボット農機の操作など、多くのスタッフが専門技術を身に付けています。また、何でも相談し合える風通しの良い環境も魅力です。

今後は、観光いちご園の拡大やワイナリーとの連携、スマート農業体験などを通じてあわら市の交流人口を増やし、自然と人にやさしい農業で地域を盛り上げていきます。

仕事のやりがいを教えて!

木村 康正さん

福井市出身 2025年入社
生産管理

自然の営みに寄り添い、毎日の経験を糧に。

今、先輩職員のサポートを受けながら仕事を一生懸命覚えています。自然が相手なので大変なことも多く、結果もすぐには出ませんが、そこがやりがいでもあります。

宗石 潤一さん

あわら市出身 2024年入社
執行役員

地域の笑顔を支える農業のやりがい。

スマート農業での田植えや稲刈りなどの農業で地域の方々に喜んでもらえるとやりがいを感じます。失敗を恐れずのびのびと挑戦できる環境で、モチベーション高く仕事に取り組めます。

瀧 大豪さん

大野市出身 2025年入社
生産管理

農業と福祉の連携から得られる学び。

常に新しい農業に挑戦している会社の一員であることが誇りであり、やりがいです。障がいのある仲間がいきいき働く姿から学ぶことも多く、仕事のあり方を考えさせられます。

今日のお昼、何たべた?

宇野 光宏さんは「お弁当」

お昼は会社の事務所や作業所で手作り弁当を食べています。スマホでニュースをチェックしたり、上司に仕事の内容や心得を相談したりしながら過ごします。食後は軽く昼寝をして、体力を回復させています。

1日の流れは?

実は…こんな会社です

視察研修の受け入れ多数。

農福連携の先進事例として、県内外の行政機関や大学、各種法人などの視察研修を積極的に受け入れ、農業の未来をけん引しています。

魅力的な農産加工品。

かきもちやいちごジャム、あんぽ柿や合わせ柿などの農産加工品はスーパーや道の駅などで販売され、自宅用だけでなくギフトとしても好評です。

 
農福連携+スマート農業という、新しい農業のあり方や地域への貢献度、進化し続ける姿勢に驚きと感動を覚えました。

 

[57]NPO法人ピアファーム

秋は収穫最盛期。規格外品でも直売できるルートを持っていることも強み

メンバーさんと一緒に刈った草や剪定した枝は堆肥に利用する等、土づくりも大事にしています

今年「あわら土産No.1コンテスト」で入賞した梨ジュースと、当園で作ったブドウで醸造したワイン

《基本情報》

〒910-4277 福井県あわら市波松68-87-2
TEL.0776・79・1830
設立:2008年
理事長:林 博文
事業内容:農業と販売に特化した就労継続支援B型事業
http://peerfarm.jp/

<対応しています>
・インターンの受け入れ
・UIJターン採用
・中学生職場体験の受け入れ

《企業DATA》

  • 従業員数:19人
  • 従業員の男女比:2:8
  • 従業員の年齢構成比10~40代:20%
  • 従業員の平均年齢:50歳
  • あわら市以外の勤務地:坂井市
  • 勤務時間:8:30~17:10

━ 農業と福祉の連携で「おいしい以上」の価値を生む。━

梨やブドウ等の果樹栽培を軸に、障がい等を持ち施設に通う「メンバー」の雇用も生み出す、農業と福祉の連携を進めています。敷地内には約700本の梨と約120本のブドウの木があり、栽培は環境にやさしい減農薬。収穫から加工、直売所での販売まで、メンバーさんの手を借りながら法人内で行っています。また、跡継ぎのいない梨園を引き継いだり、耕作放棄地を白ネギ等の栽培に充てたりと、農業の担い手不足にも貢献しています。

わたしたちの理念は「さりげなく、あたりまえに、はたらく」です。メンバーさんには枝の剪定や運搬等を手伝ってもらい、工賃をお支払いしています。課題を持つ方が生き生きと働けるよう、サポート方法等を社外研修やOJTを通じて学んでいます。

業務では相手の立場に立ち、何が必要か考えて前向きに取り組む姿勢が求められます。問題を一人で抱え込まないようにするフォロー体制のほか、仕事と生活のバランスが取れる勤務体制も充実。自然豊かな環境で伸び伸びと働きながら、農業と福祉の課題に貢献し、社会とつながるやりがいを感じられる場所です。

1日の流れは?

阿部 裕成さん

福井市出身 2023年入社
職業指導員

年代も個性も十人十色、仲間と協力し合い、丹精込めて果物を作る。

食べることが好きで生産者側の仕事にも興味が湧き、福祉施設でのキャリアも生かせると思い入社を決めました。農作業は先輩やベテランの農家さんに指導してもらっています。メンバーさんは作業を楽しみに来てくれるので、気合が入りますね。今年は梨が豊作で、収穫の品質を高めるために間引きをする「摘果」作業も皆で取り組みました。同じ作業をする中で、メンバーさんが新しい作業をできるようになった時は一緒に喜びます。嬉しそうな様子が伝わってくるので、自分の仕事にも自信が持てるようになりました。メンバーさんに教えてもらうことも多く、福祉の仕事の奥深さを感じています。

入社の決め手は?

仕事のやりがいを教えて!

ジャンカ・ロバートさん

オーストラリア出身 2025年入社
農園管理担当

美しい自然の恵みを五感で味わえる喜び。

見学時に、スタッフの皆さんがフレンドリーだったので「働かせてほしい」と頼みこんで就職。福祉とも両立できるのが魅力でした。木洩れ日や遠くに沈む夕日はとても美しく、毎日見ても飽きません。木や果実の豊かな香りを嗅ぎながら自然の中で働くことができて幸せだなと感じます。

今日のお昼、何たべた?

ジャンカ・ロバートさんは「手作り弁当」

妻に作ってもらうこともありますが、最近は赤ちゃんも生まれ忙しいので頑張って自分で作っています。休憩室でテレビを見たり新聞を読んだりして、午前中の疲れを癒やしています。

 
あるスタッフさんが1日に歩く歩数は1万5千歩以上!気持ち良い汗をかいて食べるご飯は最高においしそうです。

 

[58]株式会社フィールドワークス

丘陵地である富津地区の赤土と砂が混ざった土壌は、サツマイモの栽培に適しています

インターンを受け入れ、ともに収穫作業をしています

キュアリング貯蔵施設では、最適な水分量を含ませたまま長期間おいしさを維持することができます

《基本情報》

〒910-4272 福井県あわら市北潟271-60-1
TEL.0776・79・1011
設立:2011年
代表取締役:吉村 智和
事業内容:サツマイモ(とみつ金時)、カボチャ等野菜生産・販売・加工
https://www.fw-tomitsu.com/

<対応しています>
・インターンの受け入れ
・UIJターン採用
・中学生職場体験の受け入れ

《企業DATA》

  • 従業員数:15人
  • 従業員の男女比:6:9
  • 従業員の年齢構成比20代:47%
  • あわら市以外の勤務地:なし
  • 平均勤続年数:10年
  • 勤務時間:8:00~17:30

━ あわらの大地の恵みを次の世代へつなぐ。━

サツマイモのほか、ダイコンやカボチャなどの野菜も作っています

フィールドワークスは、あわら市富津地区の農場で、サツマイモ「とみつ金時」を中心に生産から販売までを一貫して行っています。海の近くの広大な農場で季節ごとの自然を感じながら、伸び伸びと作業しています。徹底した温湿度管理で旨味を閉じ込め、長期間おいしさを保てる「キュアリング貯蔵」を行い、1年を通して安定した出荷体制を整えています。甘くてしっとりほくほくした味わいと、美しい黄金色が「とみつ金時」の特徴。これからも地元に愛され、選ばれ続けるサツマイモを作り続けていきます。

「豊かな大地を未来へ…」が私たちのモットー。次の世代へ、未来ある農業をどうつないでいくかを考えながら、できることから一つずつ取り組んでいます。自然環境を大切にし、富津地区の農地や里山の景観を守ることにも力を入れています。

また、若い世代に農業を魅力ある職業として選んでもらえるよう、働きやすい環境づくりや情報発信にも積極的に取り組んでいます。基本的に残業がなく、有給休暇も取りやすい、ワークライフバランスを大切にできる職場です。従来のイメージを塗り替える新しい農業の形を提案していきます。

1日の流れは?

山口 浩平さん

あわら市出身 2022年入社
出荷管理部

収穫の達成感が次の季節への原動力。

8月下旬から10月下旬の収穫期には、サツマイモを掘る前のつる刈り作業を主に担当しています。雨の日などは倉庫で出荷作業を行うこともあります。日々の作業は地道ですが、「とみつ金時」がメディアで紹介されたり、2025年10月に開催された将棋の竜王戦の記念品に選ばれたりするなど、自分たちの関わったサツマイモが注目されていることに喜びと誇りを感じます。全ての収穫を終え、きれいに整えられた畑を見渡した瞬間には、「無事に終わってよかった」と胸がいっぱいになり、大きな達成感に満たされます。一つの季節をやりきったその充実感が、次の年への励みになっています。

入社の決め手は?

仕事のやりがいを教えて!

坪川 達哉さん

あわら市出身 2022年入社
生産管理部

納得のサツマイモが実った喜び。

苗づくりから収穫まで手をかけてきたサツマイモが立派に育ち、自分で食べておいしいと感じたり、人から「おいしいね」と言われたりすると、とても嬉しく、次も頑張ろうというモチベーションになります。天候などで毎年同じようにはいかない難しさもありますが、その中で形や味の良いサツマイモができた時に、やりがいを感じます。

実は…こんな会社です

体験を通して農業の魅力発信。

保育園の芋掘り体験や中学生の職場体験、あわら市への移住希望者のお試し就農など、年間を通して約200名の農業体験を受け入れています。

実習生と共に成長。

インドネシアからの技能実習生を受け入れ、日々、仲良く協力しながら働いています。BBQなどのイベントも一緒に楽しんでいます。

 
農業という仕事や「とみつ金時」への誇りを胸に、生き生きと働く姿が素敵でした。未来志向の新しい農業の形に注目です!

 

[59]坂井森林組合

高性能機械の導入で、職員が安全に仕事を行える環境を整備

薪を運搬し木くずにする大型のトラクター移動式切削チッパー

木をふんだんに使った建物。組合事務所では森林施業プランナーが所有山林についての相談にのっています

《基本情報》

〒919-0747 福井県あわら市御簾尾15-6
TEL.0776・74・2120
設立:1988年
代表理事組合長:木村 甚一郎
事業内容:森林整備業、産業・一般廃棄物(木くず)処理事業、木質チップ等加工事業、苗木生産事業、病害虫防除事業
http://www.sakai-sinrin.jp/

<対応しています>
・インターンの受け入れ
・UIJターン採用
・「291JOBS」移住支援金対象企業

《企業DATA》

  • 従業員数:47人
  • 従業員の男女比:8:2
  • 従業員の年齢構成比20~30代:23%
  • 従業員の平均年齢:47歳
  • 平均勤続年数:15年
  • 勤務時間:(現場)8:00~17:00、(事務)8:30~17:30

━ 森林づくりをもっと身近に、資源と技術の社会還元に努める。━

植栽運搬用ドローン「マゼックス製 森飛15」を導入し、苗木を斜面へ運搬します

森林資源の多目的活用を進める坂井森林組合では、間伐期を迎えた人工林を定期的に伐採し、木材市場や製材業者へ出荷。品質の良さは各方面から高い評価を受けています。

「木を育ててきた組合員に少しでも還元したい」との想いから、貴重な地域資材である木を余すことなく活用することにも尽力しています。建築に適さない木材は「WOODバイオマスセンターさかい」で木質燃料に。民間企業と連携して、木粉化した間伐材とリサイクル樹脂を混合させた複合素材「フクウッド」を開発。公共施設や商業施設のデッキ材など、エコ建材の原料となっています。さらに廃棄物の木くずは「WOODリサイクルセンターさかい」でチップ化し、法面保護基盤材やバイオマス発電所の燃料として出荷しています。

近年は林業も機械化が進み、ドローンによる苗木の運搬事業も開始。運搬用ドローン「マゼックス製 森飛15」の導入で、斜面へ苗木運送が可能になるなど、作業の安全性・生産性が高まっています。ドローンの免許取得のサポート体制も万全です。

ほかにも、台風被害を受けた木の伐採や防災訓練での正しいチェーンソーの使い方講座なども積極的に行っています。

仕事のやりがいを教えて!

廣瀬 悠理香さん

坂井市出身 2023年入社
業務課

山も育って、自分も育つ。

森林整備からドローンでの苗木運搬まで幅広い作業に携わり、山が整っていく様子を実感できることが大きな励みです。これまでにない体験ができ、知識や技術が身に付けられるのもこの仕事ならではです。

中野 洸行さん

鯖江市出身 2019年入社
リサイクルセンター

森と社会をつなぐ役割に責任を感じる。

森から出た木材の処理をすることで資源に生まれ変わらせる。日々の作業が地域や地球の未来につながる、そんな循環づくりに関われることで社会の役に立っているのを実感できます。

入社の決め手は?

1日の流れは?

実は…こんな会社です

宴会イベント「山祭り」がある。

毎年12/9に開催される、会社のイベントです。事務所での神事の後は、あわら温泉を会場に宴会をしています。会話も弾み、自然と笑顔がこぼれるひとときです。

年に一度の社員旅行。

従業員が参加しやすいように、3コースから選べます。年齢が近い人たちとゆっくり話せて、普段よりぐっと距離が縮まります。

 
20代の若い方々もベテランに負けずに仕事をこなしていました。ドローンの免許を取得できるのも魅力ですね。

 

《本企画に関するお問合せ》
あわら市役所 〒919-0692 福井県あわら市市姫三丁目1-1 
【企業情報】 あわら市経済産業部 商工労働課 TEL. 0776・73・8030(直通)
【移住情報】 あわら市 創造戦略部 市民協働課 移住空き家対策グループ TEL. 0776・73・8003(直通)

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