土木建設会社がブルワリー経営を!? 地域の発展から逆算すればこそ必要なのは文化づくりだった。

土木建設会社が経営する
ブルワリー。

株式会社藤井組

代表取締役社長

藤井 公嗣

建設会社がクラフトビール事業をやっている。そう聞いて趣味的な意味合いが強いだろうと思って話を伺ってみるとそうではなかった。道をつなぎ街をつくる建設会社は、地域の発展がなければ仕事は生まれない。そうした考えから街に種を撒いているのだった。

今では周辺に店舗や施設が増えてきて、賑わいを見せています。

Episode1.
ポートランドのように、ブルワリーから生まれるコミュニティを


ジソウラボという人口減に伴う課題を解決する活動団体(井波のまちづくり共同体)があって、「井波町の一角をホットスポットにする旗艦店が欲しいな」という想いがありました。

そこで視察に訪れたポートランドで、クラフトビールのブルワリーにコミュニティが根付き文化が生まれている光景に「コレだ!」と直感しました。

人材を公募したところ、ワイン醸造に従事していた方が興味を持ってくれたんです。

ですが、機材も免許もないので初期費用が莫大に。

そこで藤井組がビジネスオーナーとして手を挙げてスタートしました。今では周辺に、宿泊施設やコーヒースタンド、パン屋さん、古着屋さんが出店して賑わいを見せています。

外国人観光客の方が歩いている姿を見かけると嬉しくなりますね。地域や国境、世代を超えて愛されるクラフトビールにしていきます!

Episode2.
作業服からお洒落なユニフォームに一新!


数年前に藤井組の作業着は、富山県在住のデザイナー川島真理子氏が手掛けるオリジナルユニフォームブランド「neatDesign」によって一新された。

キッカケを聞いてみると意外な回答が返ってきた。

「ニュースで『犯人は作業員風』とか、『作業着を着た』と表現するじゃないですか?あれ職業差別用語だと思うんですよね。ほかの業種なら『会社員』とか言われるのに。それが悲しかったんです。」

 

 

そこで機能性を活かしつつ、見た目の印象やデザインを意識したオリジナルユニフォームを製作し、全社員に支給している。

県内業界内における先駆者的な取り組みは、他企業にも波及しはじめているという。

取材で本社を訪れた時もカッコいいユニフォームを着た藤井社長をはじめ、社員さんたちが明るく笑顔で迎えてくれたのが印象的だった。

※本記事の情報は取材時点のものです。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

株式会社藤井組

土木工事を中心に、建築工事・舗装工事を手がける基盤整備企業。国土交通省、富山県、砺波市、南砺市など官公庁をはじめ、民間案件にも対応。70年以上にわたり技術向上と誠実な施工に努め、地域に根ざしながら全国へと道と街をつくり続けている。

代表取締役社長 藤井 公嗣
所在地 富山県南砺市坪野192
電話番号 0763-82-0818
URL https://www.j-fujiigumi.co.jp/
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