先代が溶接機一台からはじめた小さな会社。「できない」と言わない挑戦が会社を強くした。

「できない」と言わない挑戦を続けてきた。

株式会社 岩本鉄工所

代表取締役社長

岩本 純一

溶接機一台の家族経営から始まった会社を継ぎ、「できない」と言わず挑戦を重ねてきた岩本社長。大胆な設備投資やDX化も、すべて未来を見据えた決断だ。鋭い眼差しの奥には職人の誇りと温かさが宿る。次世代へ挑戦のイズムを繋ぐ、不屈の経営者。

できないと言いたくない一心で、あらゆる注文に挑戦してきました。

Episode1.
「本当にちっちゃい工場」からの挑戦


1965年に先代が溶接機一台から始めた、小さな家族経営からのスタート。

「本当にちっちゃい工場からのスタートだった」と、岩本社長は何度も口にする。

26年前、38歳の時に「お前に任せる」とバトンを受け継ぎ、10人程度の社員と「できない」と言いたくない一心で、あらゆる注文に果敢に挑戦してきたという。

その挑戦が実績となり、現在は建設機械の部品製造を中心にニッチな市場へも進出。

まだ売上が少ない頃、周囲が心配するほどの大胆な設備投資に踏み切ったのも「今やらなければ先はない」という確信があったようだ。

DXへの転換や新技術への決断も速く、頭の中で展開イメージが鮮明に浮かび上がるという。

鋭い眼光の奥に、「お客様が喜ぶから」と目尻を下げる職人としての温かな一面を覗かせるのである。

Episode2.
家族と社員に注ぐ、強面の裏の愛情


現在、社員数は約40名。製造の体制を整えつつ、「チャレンジ精神を忘れない」というイズムを次世代チームへ継承しているところだという。

かつて父から託された「お前に任せる」という言葉から経験した失敗と成長。

その道程を重ねるかのように、今は従業員たちの自由な発想や実行を見守っているのだそう。

仕事一筋で突っ走ってきた岩本社長だが、休日は意外にも愛妻家な一面を見せる。

かつては海外の展示会にも一緒に行ったり、草創期を支えた妻への労いを大切にしている。

どこか行くといえば一緒に出掛けたり、買い物に付き合って荷物を持ったりしているという。

4人の子、そして4人の孫を持つ「じいちゃん」としての顔。

強面の印象からは想像もつかないほどの深い愛情と優しさは、家族にも、そして共に汗を流す社員たちにも真っ直ぐに注がれている。

※本記事の情報は取材時点のものです。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

株式会社 岩本鉄工所

1965年の創業以来、建設機械や物流搬送装置、防衛装備品の溶接板金加工を手掛ける。近年は南加賀ナンバーワンのアルミ溶接板金加工会社を目指し、DX化や新技術の導入を推進。社員の幸福追求と社会の進歩発展への貢献を掲げ、笑顔でものづくりに励む、地域を支える技術者集団。

代表取締役社長 岩本 純一
所在地 石川県小松市吉竹町タ33番地
電話番号 0761-22-1486
URL https://www.tk-iwa.jp/
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