大人の男の、 やってはいけない。

格好よくなろう、という話ではない。

ただ、知らないうちに格好悪くならないために。

大人になると、注意してくれる人が減ってくる。それ、やめたほうがいいですよ。

腕時計を、袖の上に 乗せてはいけない。

時計を見せたい気持ちは、わかる。

でも、袖の上に堂々と乗せると、時計が主役になってしまう。

主役は、あなただ。たぶん。

財布を、パンパンにしてはいけない。

レシート、ポイントカード、いつのかわからない診察券。

「念のため」が積み重なった、財布はどんどん太っていく。

財布の厚みは、人生の厚みではない。

人の話を、途中で奪ってはいけない。

言いたくなる。ものすごく言いたくなる。

でも、その話をするのは、相手が話し終わってからでも遅くない。

最後まで聞いてくれる人のほうが、また話したくなる。

「すみません」で、感謝を済ませてはいけない。

謝る必要がない場面なら、ちゃんと「ありがとう」。

「すみません」より「ありがとう」のほうが、ちょっと格好いい。

名刺を、もらってすぐしまってはいけない。

交換した瞬間、財布へ、ポケットへ。

ちょっと待って。そこには、これからのご縁がある。

その一枚は、相手の名前と会社だけが書かれた紙ではない。

知ったかぶりを、してはいけない。

知らないことは、知っているふりしない。

「知らない」と言えることは、恥ずかしいことではない。

でも、大人になるほど、なぜかそれが難しくなる。

「俺はこうだから」で、終わらせてはいけない。

長く生きれば、自分のやり方もできてくる。 それは大切だ。

でも、「昔からこうだから」で思考停止した瞬間、経験は知恵ではなく、ただのクセになる。

格好いい大人には、いつだって少しの「変わる余白」がある。

大人になるほど、「 やること」より、「やらないこと」が大事になる。

さて。 いくつ、心当たりがあっただろう。

…まあ、ゼロの人は、たぶんこの記事を読んでいない。

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